よくねーわ。

 

 

冷静になってみると

俺も辛かったんだよアピール?

クソほどいらねーわ

と思うんだけど

 

怒るでもない泣くでもないわたしに

旦那も違和感だったんだろう。

むしろそっちの方がまだ良かったと思う。

 

なんで、どうしてって聞かれても

自分の感情がわからなかった。

 

ただ自分の旦那がクズだっただけの話で

どうもしないし何も変わらない。

 

着地点のない話し合いだったけど

吹っ切れた感すらあったわたしは

旅行のあと旦那の実家に行く話を

断ることはできた。

 

こんなことになってしまったし

うっすら感じ取っていたらしい旦那。

 

だったら忖度しろよ。

 

とんだ旅行前夜祭を終え

翌日は予定通り旅行に出かけた。

 

久々にゆっくり2人で遠出した。

 

旦那がまともになりますように

なんて冗談が言えるくらいには楽しめた。

 

依然としてわたしはハイのままだった。

 

そうしてわたしの短いGWは終わり

また社畜の日々に戻った。

 

日常に戻るにつれて

徐々にわたしの理性も戻ってきた。

 

連休が明けてからの夜勤中に

ふと、そういえばわたしが夜勤の時に

メンエス行ってたんだよな

今ちゃんと家にいるのかな?

なんて考えて複雑な気持ちに

なることもあった。

 

一方の旦那は暦通りの連休で

幼馴染と買い物に出かけたりと

それなりに満喫していた。

 

その幼馴染にこれまでのことを

いろいろ話して相談していたので

きっとその日も話題に上がったであろう。

 

わたしの悪口いっぱい言ってきた?

と冗談めかして聞いてみる。

 

言ってないよと旦那は笑っていた。

 

「でも、よかったねって言われた。」

 

旦那が何をどう話したのかは

知らないけど

 

よかったねじゃねーんだよ。笑